『悪の花』058 午後の歌

午後の歌

たとえ君の意地悪な眉が
君に与える奇妙な雰囲気が、
天使のようではないとしても、
魅力的な目をした魔女よ、

私は君を愛する、私の軽薄な女よ、
私の恐ろしい情熱よ!
祭司が偶像に対して持つような
敬虔の念とともに。

砂漠と森林が
君の荒い編み髪を薫香で満たし、
君の頭は、謎と秘密に
あふれているかのような様子だ。

君の肉体の上には芳香が漂い、
香炉の周りのよう。
君は、夕べのように魅惑する、
暗くて熱い妖精よ。

ああ! 最も強い媚薬でさえも
君の愛撫にはかなわない。
君は死者たちを蘇らせる
愛撫を知っている!

君の腰は、君の背中と胸とを
それぞれ恋焦がれている。
そして君は物憂げな姿勢で
クッションを喜ばせている。

時折、君の不可思議な怒りを
鎮めるために、
君は真剣に、惜しげもなく
噛み付き、そして接吻を与える。

君は私の心を引き裂く、私の褐色の人よ、
その嘲笑によって。
それから君は私の心の上に
月のように優しい目を向ける。

君の繻子の靴の下で、
君の魅力的な絹の足元で、
私は置こう、私の大いなる喜びを、
私の天才を、私の運命を、

そして、お前によって癒された私の魂を、
光と色彩であるお前によって!
私の暗黒のシベリアの中での
熱気の爆発よ!