『悪の花』072 陽気な死人

陽気な死人

脂まみれでカタツムリだらけの地面の中に
私はみずから深い穴を掘りたい。
そこに自分の古びた骨を心ゆくまで横たえて、
忘却の中で、波の中の鮫のように眠るために。

私は遺言を嫌う、そして墓をも嫌う。
人々の一滴の涙を乞うよりはむしろ、
生きて、カラスたちを招き、
私の汚い骸骨を隅々までしゃぶらせたい。

おお、蛆虫よ! 耳も目もない黒い道連れよ、
自由で陽気な死者がお前たちのもとに来るのを見よ。
達観した遊び人よ、腐敗の息子よ、

私の残骸を越えて、後悔もなく行け。
そして私に教えよ、何らかの苦しみが今なお、
魂のない、死者の中のこの老いた死体にもあるのかを!