シャルル・ボードレール

シャルル・ボードレールとは?

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シャルル・ボードレール(1821-1867)

シャルル・ボードレールは19世紀中頃のフランスで活躍した詩人です。最初は美術評論や翻訳の仕事からキャリアをスタートさせました。みなさんエドガー・アラン・ポーという作家は知ってるかな? ポーは探偵小説の祖と言われ、日本の江戸川乱歩が自身のペンネームにしちゃったアメリカ人作家です。ボードレールはフランスでいち早くポーの作品を翻訳・紹介し、その後の詩人たちに大きな影響を与えました。詩と推理小説・・・なんだか不思議な組み合わせですね。ところで、ボードレール自身は従来は悪や醜いものと思われているものの中に美を見出すというちょっと倒錯した感性(!)を持っています。一方で、それをことばの計算された配置のなかで表現するというとっても冷静なところもあわせ持っているんです。晩年は、大都市パリを独自の視点で切り取った散文詩集『パリの憂鬱』を出版し、詩の形式の面でもテーマの面でも革新的な詩を残しました。


シャルル・ボードレールの詩を読む

今回はボードレールの「旅への誘い」という作品を読んでみたいと思います。準備ができた人は、下のボタンを押して始めてね❤️

ボードレール「旅への誘い」を読む


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