ポール・ヴェルレーヌ

ポール・ヴェルレーヌとは?

Paul Verlaine
ポール・ヴェルレーヌとは(Paul Verlaine, 1844-1896)

ポール・ヴェルレーヌは19世紀後半のフランスを代表する詩人の一人です。のちに象徴主義(symbolisme)と呼ばれる詩風を、ランボーとともに確立させました。写真を見ると、いかつい髭を生やして怖そうな感じだけど、実はとても繊細で感情豊かなおじちゃんです(たぶん)。
特に20代の頃に発表した『雅な宴』という詩集は、18世紀初めのロココ派を代表する画家アントワーヌ・ヴァトーの作風を思わせます。そのようなヴェルレーヌの音楽的でちょっと悲しげな雰囲気の詩は、多くの芸術家から愛されました。たとえば、皆さんはドビュッシーという作曲家を知っていますか? ドビュッシーもヴェルレーヌの詩が大好きで、彼が作曲した有名なピアノ曲「月の光」はヴェルレーヌの同名の詩にインスピレーションを得たものなのです! みなさんもどこかで聴いたことがあるかも。


ポール・ヴェルレーヌの詩を読む

今回は、日本でも翻訳等で親しまれてきた「秋の歌」という作品を選んでみました。みなさんも、一緒に読んでみませんか? 準備ができた人は、下のボタンを押して始めてね❤️

ヴェルレーヌ「秋の歌」を読む


ポール・ヴェルレーヌ関連リンク

「月の光」をyoutubeで聴く

アントワーヌ・ヴァトー

ページトップへ