『悪の花』123 芸術家たちの死

芸術家たちの死

何度鈴を鳴らせばいいのか、
何度お前のうなだれた額に口付けをすればよいのか、陰鬱な戯画よ?
神秘的な自然の、的を射抜くためには
どれだけの、おお我が矢筒よ、投槍を失わねばならないのか?

我々は、巧妙な陰謀の中で魂をすり減らし、
幾つもの重い骨組みを取り壊していくのだろう、
嗚咽に満たされて我々が地獄のような思いで求める
偉大な創造物を眺めることが出来るまでに!

己の偶像を一度も知ることのなかった者もいるが、
侮辱を刻み込まれたこの地獄落ちの彫刻家たちは
己の胸や額を鎚で打ちながら進んで行くが、

彼らの希望はただ一つ、なんと奇妙で陰鬱な凱旋なのだろう、
それはが、新しい太陽のように空に上り、
彼らの脳髄から花々を咲き出でさせるということだけ